平日昼間のレストランにいた「場違いな自分」

ピアノ仲間とのランチにて

先日、ピアノを通じて知り合った方と一緒にランチを楽しみました。

わざわざ県外からお越しいただいた方もいらっしゃり、私は昼食会場として街中にあるおしゃれなフランス料理のレストランを選びました。このレストランは人気店のようで、お昼時には満席状態でした。

「予約しておいてよかったな」と思いながら、私たちは予約席へと案内されました。

お料理はリーズナブルな価格帯でしたが、とてもおいしかったです。

そして、ピアノ仲間とは、音楽の話やそれぞれの近況など話題は尽きませんでした。

レストランで感じた「場違いな自分」

そんな中、私はふと周りを見渡してみました。

そのレストランはオフィス街にあるものの、ゆっくりと食事を楽しむための空間であり、短い休憩時間で慌ただしく昼食を食べるサラリーマンはいませんでした。

自分のテーブルには上品なご婦人方が座っていましたし、周りのテーブルも同様で談笑を楽しむ上品なご婦人方であふれていました。

そこにいるのは、平日の昼間に時間を気兼ねなく知人と談笑することができる人だけだったのです。

以前なら、私は15分でお昼を済ませないといけないことも多く、お昼を食べる時間すらなかったこともありました。

それが今やどうでしょう。私の「平日昼間」は一変していました。

多忙だった頃の平日昼間とは大違いだな。

そう思うと同時に、何だか自分が場違いな気がしました

行動が環境を変える

平日昼間に上品なご婦人方とレストランで同席している自分を場違いに感じた私でしたが、少し視点を変えれば、私はこれまでと異なる環境に身を置く人間になったとも言えるでしょう。

その変化に驚きながら、私は変化の原因についても考えを巡らせました。

平日昼間にこのようなレストランに来ることができるのは、働き方を変えたことで自由な時間を作ることができるようになったからだ。
ピアノ仲間と楽しく談笑することができるのは、半年前にピアノを始めたことからだ。

私は、自身の周りで起こった環境の変化は、全て自分の行動の結果だということに気づいたのです。

そして、私はその変化を大いに歓迎しています。

なぜなら、それはまさに、自分が思い描いていたものだったからです。

私が感じた「場違いな自分」とは、追い求めた理想に一歩近づいた自分が抱く、戸惑いのような感覚を表していたのかもしれないな。

そんな思いにふけっていた平日の昼下がりでした。

最後までお読みいただきありがとうございます。みなさまの人生が彩りあるものになりますように。

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