誰かに自分のやりたいことを説明すると、決まってこう言う人がいます。
そんなのどうせ無理だよ。
どうせ失敗するんだから、やめておいた方がいいよ。
こんなことを言われたら、せっかくやる気を出したのに、心がくじけそうになりますね。
しかし、私ならこう考えます。
「どうせ無理」と言う人が多ければ多いほど、チャレンジする価値がある!
YouTuberは仕事になる?
小学生のなりたい職業ランキング(下図)では、2017年以降、年々YouTuberの人気が高まっています。最近では、月数百万円を稼ぐYouTuberも珍しくないですね。
YouTuberになりたいんだ。
もしあなたが親にこう言ったとしたら、おそらく次のように返されるでしょう。
YouTuber?そんなのなかなか稼げないぞ。有名になる人なんてほんの少しだし。お前にはどうせ無理だ。そんなこと考えてないで、勉強しなさい。
確かに、YouTuberを仕事にするのは容易ではないです。
多くのYouTubeチャンネルが、日の目を見る前に更新が途絶え消えていきます。一度有名になったとしても、すぐにライバルが現れ、登録者を奪われるかもしれません。弱肉強食のレッドオーシャンです。
それでもあなたが、その仕事に希望や憧れを抱き、その職業に就くことを志す覚悟ができたならば、あとはその仕事で稼げるようになるまで努力し続けるだけです。恐れることはありません。
成功した自分を想像する
想像してみてください。
いつかあなたは目標を成し遂げ、その仕事をなりわいとしているはずです。
そのとき、ふと最初に受けた言葉を振り返るのです。
YouTuber?そんなのなかなか稼げないぞ。有名になる人なんてほんの少しだし。お前にはどうせ無理だ。
成功したあなたはこう思うでしょう。
案外やってみたらできるもんだ。下から見るとそびえたっていた断崖絶壁も、登り切ってしまえば思っていたほどではなかったな。
「どうせ無理」は参入障壁となる
簡単にはできそうにないことは、一旦それができるようになると、おいそれと競争相手が増えることはありません。なぜならば、ほとんどの人が自分には無理だと思って、最初または途中であきらめてしまうからです。
ビジネスの世界では、このような競争優位性のことを「参入障壁」といいます。参入障壁の高いビジネスモデルを持っている企業は、ライバルに打ち負かされることなく、長く安定した成長をとげやすいです。
人生においても同様です。
「どうせ無理」なことほど、それを極め習得する価値は大きいのです。
もちろん、多くの人が「どうせ無理」だろうと思うことを成し遂げるのは、簡単なことではありません。
しかし、せっかく貴重な人生の時間を使うのですから、誰にでもできることを極めても仕方ありません。 せっかく志したのなら、我慢強く「どうせ無理」なことを追求していこうではありませんか。
その困難を乗り越えた先で、必ずや一段成長したあなたと出会えるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございます。みなさまの人生が彩りあるものになりますように。